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トリキュラー以外の低用量ピルを比較

低用量ピルにはいくつかの種類があり、どれも避妊効果に違いはありませんが、細かな違いがあるので低用量ピルの服用を開始する時にそれぞれの特性をふまえて、どのピルを使用するか決めると良いでしょう。

低用量ピルで最も使用者が多いと言われているのがトリキュラーで、黄体ホルモンとしてレボノルゲストレル、卵胞ホルモンとしてエチニルエストラジオールが含まれています。
含まれているホルモンの量が段階的に変化をするので、自然のサイクルに近いホルモン変化になっており、体への負担が少ないという特徴があります。

これに対してヤスミンはトリキュラーよりも後に作られたもので、トリキュラーに比べて副作用を起こしにくいような工夫がされています。
含まれているホルモンはドロスピレノンとエチニルエストラジオールです。
ドロスピレノンは男性ホルモンからでなく利尿ホルモンから作られているので、体内で作られる黄体ホルモンに極めて近いものになっているという特徴があります。

ダイアン35はバイエル社が製造している低用量ピルで、使われている女性ホルモンはシプロテロンアセテートとエチニルエストラジオールです。
シプロテロンアセテートは男性ホルモンを抑制する作用をもち、男性ホルモンが優位になってしまって起こるニキビができやすくなるという副作用が起きにくくなっています。

ノベロンに含まれている女性ホルモンはデソゲストレルとエチニルエストラジオールです。
デソゲストレルは不正出血を起こしにくく、男性ホルモンによる作用が出にくいとされています。
ノベロンは男性ホルモンによる副作用のニキビや脂漏が起きにくいという特徴があります。

これらの低用量ピルはどれも高い避妊効果があるという点では同じですが、使われているホルモンの種類が違うために、人によって体に起こる反応が違ってきます。
もしも、どれか一つの低用量ピルを服用して体に合わないと感じた時には、違う種類のホルモンを使っているものに変更をすると副作用が起こりにくくなることがあります。

ヤスミン、ダイアン35、ノベロンの違いとは?

ヤスミンはトリキュラーに比べて含まれているホルモンの量が少なく、効果を出すための最低量ぎりぎりまで減らしてあります。
ヤスミンは日本では未認可の低用量ピルなので、病院などで処方されることはなく、手に入れるためには個人で輸入をする必要があります。
含まれているホルモン量を少なくすることで副作用も起こりにくくなっていると考えられます。

ダイアン35はアジア人向けに作られているところが特徴です。
低用量ピルは欧米での使用者が多く、アジア人に比べて体格が大きい人を対象に作られているため、アジアの人がそれを使用すると薬の効果が強く出る傾向があり副作用も起きやすくなっていました。
そういった問題を解決するために体の小さいアジア人向けに作られたのがダイアン35で、日本人は使用しても身体的な負担が少なくなっており、副作用も起こりにくいと言われ人気の高いピルです。

ノベロンは日本でも認可されている低用量ピルのマーベロンのジェネリック品です。
マーベロンは1999年に日本で認可されましたが、それよりも後に発売開始されたノベロンはまだ日本では認可がおりていませんが効果はほぼ同じでマーベロンと同じように使用することができます。
マーベロンは日本で人気の高い低用量ピルですが、ノベロンにも同じような効果が期待できます。

ヤスミンとダイアン35、ノベロンは似ているようで実は細かな違いがあります。
低用量ピルにはいくつもの種類があるため、どのピルを使用するか迷った時にはこういった違いを知った上で、どのピルにするかを決めると良いでしょう。
それぞれに良さがあるので、自分の体に合ったものを選ぶことが大切で、体に合わない時には種類を変えてみましょう。